Memo

- 雑記とか色々 -

No.17

うちの子の解釈をもう少し掘り下げてみようキャンペーン
#自機語り

うちのアスラン君、よくいう「言葉には力がある」みたいなことを大事にしてるふしがあると思ってます。
例えば「大丈夫」って言い続けていたら大丈夫になってくるとか、「あいつは苦手だ」と言ってしまったらどんどん嫌になるとか、そういうやつ。

それは好意的な発言も当てはまると思っていて、
例えば「愛してる」を誰かに伝えたとして、それは場合によってはトラブルを引き起こす要因にもなります。
うちの子は冒険者なので、それを過度に多用しすぎて相手の性格次第で悪い意味で依存を生んで執着されると困るのです。
冒険者という自由だけどいつ死ぬか分からない生き方、けれどそれを変えられない(変えたくない)彼にとって、自分が死んだあとにきちんと立ち上がって前に進める人じゃないと心配なのです。
勿論自分を忘れて誰かほかの良い人が出来るならそれでいいかもしれませんが、今この瞬間想いあう相手に他のパートナーを作ることを示唆するのはそれこそ失礼かもしれないので、彼はそれを言わないと思います。

同時に、万が一「冒険者を辞めて一緒になって欲しい」と、言われたりしても彼にとっては困る問題です。
当然大好きな人の気持ちは汲んであげたいですが、それでも冒険者を辞めるという選択肢だけは存在しないので、もしもその選択肢を提示される時が来た時は、彼は愛する人を大好きなのに切り捨てなきゃいけないんです。
そうすると、好きな人のために自分の信念を曲げられない自分がとても身勝手に思えてしまい、結果的に自分も傷つくことになるんです。そして彼はその傷を過去に受けています。(そういうことにしています)

だから、相手の状況に不用意な変化を与えないために、例えば何か会話をする際は割とニュートラルな回答を好むかかもしれないと分析してます。
これはシュークリームかエクレアどっちがいい?って好みを聞かれたときに「どっちでもいい」と回答するような形ではなく
例えば、誰か大事な人に対し「好きだよ」という言い方と「愛してる」という言い方どちらを取るかといったということです。その言葉は彼にとって大事なものだから、相手に不用意に自分の存在を強く刻まないようにします。なのでうちの子は「愛してる」という言葉をほとんど使いません。それはもはや心理的な咄嗟のもので意図しているものではありませんが
、なんとなく使わないようになっているのです。

でも本当は言いたいはずなんです、誰かに心からの「愛してる」を。同時に、誰かに言葉で言って欲しいはずです、「あなたはそのままでいていいんだよ」という肯定を。
だって彼は本来この雑多な世界が好きで、その世界に住む人達の営みを心から愛しているからこそ、冒険者という生き方に魅せられているから。

雑記


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