Memo

- 雑記とか色々 -

No.14

イベント後の感謝、そして少しだけ弱音と懺悔


#つぶやき
今回、随分と久しぶりにリアルイベントに気合を入れて臨んだ気がします。
そんな大事な時に、準備号しか出せなかった自分が不甲斐なくて、今更悔しい気持ちが湧いてきました。

でも、私にとってゲームをすることは自分のキャラクターの解釈を上げるために必要なことで
私自身も私生活や仕事の息抜きとしてゲームで発散するのは大事なことだったので、結果的に自分のメンタルやフィジカルをいい具合に保ったまま過ごすという意味では、決断として良い妥協点だったかなと思っています。
その分、2月には絶対に間に合わせないといけないですね。
私自身が読みたいので、無理のない程度に頑張っていきたいです。

そして今回驚いたのは、イベント中想像の何倍も多い人からの心配や激励をもらったことです。
原稿をチキチキレース状態で進めているのは私の意志であり、もはや仕方ないことなんで、それをふざけ半分に呟いているんですが、思った以上にそれを見て心配してくれている人がいたようで、少し申しわけない気分になりました。
言ってしまえば、そういう「寝てない自慢」とか「頑張ってるアピール」みたいに取られそうなものって敬遠される日本人特有の痛い風習だと思うし、自分でもよくないとは思ってるんですが
ただ、今は本当に原稿とゲーム内コンテンツしかしていることが無くて…それを定期的にネタっぽく呟かないと呟くことが無くなっちゃうんですよね
他に趣味があるわけでもないし。

一応ここで改めて書いておきますが、ちゃんと合間を見て休んでるし(仕事もあるから)
仕事柄体力だけはあって、これでも楽しくやれているので、どうぞ「コイツまたやってんなぁ」程度に生温かく見守って頂けたら嬉しいです。
あんまり心配しなくて大丈夫です!本当にヤバい時は休みます。


そして以下は少しだけ弱音。ポジティブじゃないので、ご注意ください。

しつこいんですが、自機を題材にした創作、とても孤独なんです…
まるでクラスの中で流行ってるゲームを自分だけが持ってなくて、話に入れないというような感覚かも。
周りがわいわいと楽しそうにTLで語り合っているのを横目に見ながら、見てもらえるかもわからないものをひたすら描いて自活している感覚がいつも付きまとってます。
攻め受けが固まってて、不特定の誰かが同じビジュアルで作品をたくさん作って流してくれる普通の二次創作なら、他人が描いたものに対して湧き上がることができますが自機はそうはいかない…描きたいものが明確にあるけど、それをまずは作って世に出さない限り何も始まらないんです。
顔や体が固定認識かそうじゃないかって、結構でかいんですよね。それこそ「作家によって描く性格にも多少誤差があるからね〜」程度では埋められない溝がある。顔が違うだけでもはや見向きもされないことって、あるんですよね。
まぁこれは事実としてどうしょもないのでそれは良いんですよね別に。

そしてそんな思いが前提としてある中、ちょっとした問題が起きました。
以前私が既刊執筆中にどっかしらで色々あったらしく、気づいたら大きく界隈が分裂している感覚がした時期があります。(これは気のせいじゃなかったと後々ふわっと理解しましたが)
誰が何をどうして何があったのかとか知りませんが、色々あったこと自体はいいとして…私には関係ないし、問題なのは誰かが誰かの呟きを拡散するときに人を選んでいる空気をなんとなく感じていたことです。
本来とてもいいものがそんな出来事により特定のものしか拡散しないよう大きな圧力に忖度されているような…そんな感じ。

これが気のせいだったのか、本当にそういう空気になっていたのかは今でも分からないです。今思えば単に色々あって自粛ムードだったのかなって感じですが。
当時は界隈の空気に対し、漠然とした違和感みたいなものをなんとなく抱いていました。

自分の作品が「いいもの」かはさておき、じゃぁそういう忖度が入りがちなタイムラインにおいて、もし私が頑張って表現したいと思ったものも、理由も事情も分からないうちにTLに流れないよう勝手に忖度されているのだとしたら?
そう一瞬考えたら…界隈自体のそういう…配慮といえば聞こえは良いけど実質女子高みたいなノリに空しくなってしまったというか。
ただでさえ孤独なのに、尚且つ作品の内容じゃなくそもそも人で選別されてるとしたら、もうどうしようもないなと、全然周りへの期待値とか「見て欲しい!」という意欲が上がらなくなってしまった時期があったんですよね。
いっそ私が自機の光ラハ勢だからこういう感覚になるのかな、とも考えました。
だってもし忖度されるとしたらそれ以外に要素が思いつかなかったからね…それか、まぁ私が単純に嫌われているか。


とにかく、一時期の空気をそうネガティブに捉えてしまった私は、「何でもいいや、誰にも求められてないけど私が描きたいから描くんだ」みたいな感覚をひたすらに肥大化させ、意固地になっていました。
せっかく応援してくれている人にも「どうせみんな義理で私に言葉をかけてくれているんだ」という地の底まで意地の悪い感情を胸に作業をしていた期間すらあります。ほんと短期間ですけど。
アホほどネガティブですよね。ちょろっと流行った同人女の感情そのままで自分で自分が嫌で仕方なかったです。
不健康極まりないんですが、でもそうすることでたとえ私の作品が何かしらの理由で忖度されていたとしても諦めがつくというか、いわば自衛の一種でした。
今考えれば自意識過剰乙って感じかもしれないんですが、誰かに相談できる話じゃないので分からないじゃないですか、そういうのって。
そんなくだらない感情を持ちながらでも創作自体はとっても楽しかったしね。


もはやそんな感覚も今は持ち直したし、楽しくやれています。さっきまで書いてたくだりも割と杞憂だったことも今では理解したし、私は誰に遠慮することもなく私の創作をしていていいって、今はそう思います。
これはいつも応援してくださる方々のお陰です。けどそうしてせっかく応援してもらえていたのに、ほんの短い間でも「どうせ義理やろ」とネガティブ感情を抱いてしまっていたことを懺悔する意味も含め、こうしてブログに過去の誤解を書いているよ。
いらんこと変な方向に気にしててすまんというか。
これによって、応援してくれている人とちゃんと向き合いたいという意思表示になれたらと思っています。

大体、そもそも忖度って普通のことですもんね。みんな誰しも地雷カプとか苦手な画像とかに大なり小なり配慮して拡散するもの選ぶわけで、カップリングだの何だのに配慮が必要になるくらい界隈がでっかくなったのかなと思えばいいことだな~と思うようにもなりました。
そもそもだけど私は忖度とかされる土俵に立つ以前に単純に描いてるものが少なくて認知度が低いと思うので、もっと色々描くことから始めなきゃね。


まぁ、そんなわけで
色々あったこの1年ですが、今回ネット上じゃなく直接、誰かからの感想を頂けたことが、思った以上に己の心に響いているのをひしひし感じてるわけです。想像よりもずっと多く、しかも相互さんじゃない方とかからも…本当にびっくり。
なんか…シンジ君が、「僕はここにいていいんだ」とパイプ椅子から立ち上がって青空が広がってるような、あの光景に近い。
やっぱ対面ってのは凄い大きな力なんだなって驚いています。

何より安心しました。
うちの子を使った創作は、ちゃんと誰かを楽しい気持ちにさせられていた。
それが分かったので、とても晴れやかな気持ちでいます。
創作しててよかったし、私なんかに声をかけてくれる方がいてくれて本当に心強いな、と。
人のあったかさにほっこりしている次第です。

‥‥って、まだ後編完成させてない準備号で妥協した奴がなに締めくくろうとしてるんだという話。
年末なのもあって、1年の総括としてちょっと書いてみたくなったんです。
今後も研鑽しながら楽しく創作していけたらいいな。あと他の皆さんの創作ももっと読める時間が作りたい。


ただ、まとめておいてあれですが、そうなると今回描いてるものが誰かの心に刺さってくれるかってのがまじで不安で仕方ないですね。
一応描きたいものは明確なんですが、説明不足感が凄い感じがしてしまって今からでも前編を描きなおしたいw
創作って、難しい~
畳む


雑記


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