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したたかな賢人
羞恥に胸が破裂しそうになりつつも、同時にこの人が戦いの後でなら俺を拒まないことも知ってしまっているから、これから与えられる快楽を思うと自然と背筋が粟立ってしまう。もう、居ても立っても居られない。
自分はいつからこんなに欲張りで恥知らずになったのだろう。
この人に毎日恋をする度に、自らの本性を思い知って行くような…そんな気がする。
プレイヤーである私が高難易度コンテンツを好きで結構やっているのですが、それを世界観に落とし込むためにうちの自機は
「しょっちゅう討伐依頼やら仲間と狩りに行ったりしている」…と脳内世界観を広げているのですが、冒険者間で激しい戦闘をした後は割とアドレナリンが出て、ちょっとだけ”夜が激しい”という事にしています。
英雄のそんな癖というか何というかをうっすらと察し、冒険から帰って来てくれて嬉しいのと同時に、このタイミングで求愛すればより強く愛してもらえることを覚えてしまっている計算高いラハ、そんな妄想です。
したたかな賢人
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